建設現場の資材搬送、まだ人手と重機に頼っていませんか?
建設現場では日々、多くの資材が現場内外を行き来しています。
しかし、現場の地形やアクセスの制約により、トラックが進入できず人力での搬送に頼らざるを得ないケース も少なくありません。
結果として、以下のような課題が頻発しています。
- 人件費の増加:搬送作業に多くの人員が必要
- 工期の延長:搬送に時間がかかり工程全体が遅れる
- 安全面の懸念:斜面や仮設通路での搬送は転倒・落下リスクが高い
- 仮設リフト・重機のコスト:短期工事でも設備導入が必要
これらの課題に対し、当社では 「空から資材を搬送する」ドローン物流 に注目し、現場適用の検証を進めてまいりました。
ドローン物流とは?建設資材搬送の新たな選択肢
ドローン物流とは、無人航空機(UAV)を用いて資材や荷物を空輸する仕組みです。
従来の地上輸送と異なり、道路事情や地形の制約を受けずに搬送可能 な点が大きな特徴です。
特に、山間部や仮設現場、災害対応など「車両搬入が困難な現場」において、ドローンは非常に有効な搬送手段 となります。
FlyCart30:建設現場に最適な物流ドローン
当社が採用しているDJI社製「FlyCart30」は、建設現場の資材搬送を前提に設計された最新の産業用物流ドローンです。
FlyCart30の主な仕様
項目 | 内容 |
---|---|
最大積載量 | 30kg |
最大航続距離 | 20km |
吊り下げ搬送 | 対応(ウインチ搭載) |
防塵・防水 | IP55 |
運用環境 | 雨天・粉塵下でも可 |
FlyCart30は単なるドローンではなく、「現場で使える空の物流インフラ」 としての性能を備えています。
コスト削減効果:FlyCart30導入による具体的な成果
当社が実施した試算・実証に基づくコスト削減効果の一例をご紹介します。
従来手法 vs FlyCart30活用(山間部の仮設工事現場)
項目 | 従来手法(人力+仮設リフト) | FlyCart30活用 |
---|---|---|
搬送費用 | 約500万円 | 約350万円 |
搬送人員 | 延べ15名 | 3名 |
工期 | 100% | 約85%に短縮 |
安全リスク | 高 | 低 |
→ 総コストで約30%の削減効果 が確認されました。
人件費・重機費・工期短縮による間接費削減など、FlyCart30導入は複合的なコスト削減につながります。
導入プロセス:FlyCart30を現場で活用するまで
FlyCart30導入にあたっては、以下のプロセスを通じてスムーズな立ち上げを実現します。
- 現場ヒアリング:搬送対象・距離・地形条件を確認
- 運用設計・シミュレーション:飛行ルート・搬送サイクルを設計
- 費用対効果分析:従来手段とのコスト比較
- 補助金活用提案:「ものづくり補助金」等の活用支援
- 実証テスト:現場環境での試験運用
- 本格導入支援:操縦者育成・マニュアル整備
当社では、初期導入から実運用までを一貫してサポートいたします。
事例:建設現場での活用シナリオ
山小屋建設現場
登山道沿いにある現場へ、資材を人力で搬入していたが、ドローンにより 1日5往復→15往復 に搬送効率が向上。
ダム仮設工事
急斜面上に資材を吊り下げ搬送。クレーン導入を不要化 し、安全性とコスト削減を両立。
災害復旧現場
通行不能エリアへの緊急物資搬送に活用。24時間以内の初動対応 を可能に。
まとめ:FlyCart30で建設資材搬送の常識が変わる
建設現場における資材搬送は、長らく「人力・重機中心」でした。
しかし、FlyCart30の登場により、空を使った資材搬送という新しい選択肢 が現実のものとなりました。
当社は、FlyCart30を活用した資材搬送サービスを通じて、建設現場の コスト削減・省人化・安全性向上 に貢献してまいります。
お問い合わせ
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所在地:東京都大田区東糀谷6-6-6
事業内容:産業用ドローンの導入支援・運用コンサルティング